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先進国で日本の住宅は認められている?

2021.05.13更新

先進国であるイギリスでは保健省、日本でいう厚生労働省が、住宅に関する法律をつくっています。
イギリスでは新築住宅を建築する際に、「真冬の室内温度が18℃以下になるお家をつくってはいけない」という法律があります。
なぜかというと、健康状態に関わるからです。18℃未満では血圧の上昇、5℃未満では低体温症の危険性が大きいということで、基本的人権の尊重に関わるからです。残念ながら日本ではまだここまで明確に定義がされていません。

健康性・安全性の劣る住宅に改修・閉鎖・解体命令
(英国住宅法2006年改正)

◎21℃ 推奨温度

昼間の居間の最低推奨室温

○18℃ 許容温度

夜間の寝室の最低推奨室温

△18℃未満

血圧上昇、循環器系疾患の恐れ

△16℃未満

呼吸器系疾患に対する抵抗力低下

× 5℃

低体温症を起こす危険大

× 4-8℃

集団レベルで観測される死亡増加する平均外気温度の閾値

<出典>英国保健省イングランド公衆衛生省「イングランド防寒計画(Cold Weather Plan for England)2015.10」

寒さによる疾病・死亡リスク