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住宅診断の具体的な診断項目

2022.08.15更新

住宅診断の項目は、多いところで100項目以上のチェックリストをもとに、診断してくれます。どのような部分をチェックしてくれるのか、その一例をピックアップしました。

 

外回り

 

建物の外から、外壁や屋根、基礎などを細かくチェックしていきます。

 

外壁だと、ヒビ割れや欠損、コケやカビの状態、チョーキングやタイルの浮きがないかなど確認します。屋根は双眼鏡などを用いて、瓦のズレやシミなどをチェック。雨どいの状況も確認します。基礎も、ヒビ割れ、欠損、傾き、コケやカビの状態を外から見える範囲でチェックします。

 

室内

 

室内は、見える範囲はもちろん、診断士が五感をフルに使って確認していきます。

 

診断士なら天井や壁、柱にヒビ割れがある場合、その入り具合から建物が傾き具合を確認できるそうです。床も、実際に歩いてみて傾きがあればチェックします。また、ドアやサッシ、雨戸、シャッターなどの動作状態より建付や家の傾きを確認するほか、階段の沈みやきしみ、ロフトや収納スペースなどの小部屋の状態などもチェックされます。ドアがきちんと閉まらないと、家が傾いている可能性もあるため注意が必要です。

 

屋根裏(天井裏)・床下

 

一般的な住宅診断サービスでは、屋根裏と床下は点検口などから覗いて確認する目視診断になります。内部に入って詳細診断してくれるところもありますが、オプション(別途費用)になることが多いので、あらかじめ確認しましょう。

 

屋根裏のチェック項目は、柱や梁のヒビ割れ、雨漏りや金物の状況、シロアリ被害の有無など。床下は、土台や基礎のヒビ割れ、シミ、シロアリ被害の有無などがチェック項目です。床下は点検口がない場合、畳を外して入ることもあります。

 

詳細診断では、柱や梁など木材含有水分率の測定、部材や接合部の腐朽、床組みの腐食など、リフォームでトラブルになりやすい箇所も、入念に検査してくれます。また、上下水管など配管の勾配も調べてもらえます。勾配が十分でないと詰まりが生じて、逆流や水漏れが起きるといったこともあるようです。

 

設備

 

給湯器や換気扇、火災報知機、給水・排水などの設備も、実際に動かしながら確認します。

 

換気ダクトが詰まっていたり、接続不良があったりすると、奥が黒焦げになった跡も見られるそうです。そのまま放置していると、場合によっては火災を起こすこともあるので、確認してもらいましょう。

 

このほか、配水管の水漏れやつまり、給水量の過不足、動作不良などもチェックされます。